.


不妊症とは避妊をせずに1年以上経つのに妊娠できない状態をいいます。不妊症の原因はとても複雑で、様々な要因が重なることもあります。

因子別に不妊症の原因を見ると、男性因子は造精機能障害(精子をつくる機能が低下)や性行為障害(性交自体ができない状態)など約30%と言われています。

一方女性因子は約70%とされていて、最も高いのが卵管因子で約30~40%、次いで排卵因子が約10~20%、頸管因子が約10%、子宮因子も約10%と言われておりそれぞれの因子障害としては、下記の障害のことを指します。
卵管因子障害
卵管が閉塞したり、狭いために精子と卵子が出会えなかったり、受精卵が移動できないなどの障害
排卵因子障害
卵子が育たなかったり、排卵直前まで育っても破裂しないなど排卵が正常ではない状態。
頸管因子障害
頸管粘液の量や質の問題があるため、精子が子宮の奥まで侵入できない障害。
子宮因子障害
受精に成功しても、子宮に何らかの異常があるために子宮内膜に着床できずに妊娠に至らない状態。
女性器は複雑で、月経や排卵などで体の状態が変わるので、なぜ妊娠できないか多くの検査も必要です。


現代の女性は、従来の女性としての役割に加えて、社会進出も進んだことで、生理機能的にも女性本来の「陰」的要素から「陽」的要素の割合が増えてきています。

そんななかでストレスにさらされた結果「氣」の巡りが滞り、仕事と家庭の両立のために睡眠不足や肉体疲労が重ねてしまい、本来ならばゆったりと満ち足りた余裕のある環境で育まれるはずの妊娠機能に、悪影響を与える状況が増えてきています。

また胃腸の働きの低下に加え、無理なダイエットや冷飲食の取りすぎ、運動不足など、体や子宮を冷やしやすい生活習慣が不妊の増加に大きく関与していると思われます。


一般的には不妊の方は、タイミング療法や、ホルモン療法などを行い、妊娠に至らなければ人工授精や体外受精などの高度生殖医療へと進むようです。

タイミング療法とは、各種検査と基礎体温などで排卵日を予測して最も確率の高い頃合に性交渉を持つという方法で、ホルモン療法とは、排卵がない又は排卵が起こるまでの期間が長いと診断された場合に、排卵誘発剤を使用して排卵機能を回復させる方法ですが副作用が発生するの可能性もあります。

人工授精はタイミング療法の発展させたもので、洗浄・濃縮して選別された運動性の良い精子をタイミング療法同様に排卵日を予測して子宮に注入する方法です。

体外受精は、卵巣から取り出した卵子と、採取した精子とを合わせて培養液で受精させた後、子宮に戻す方法ですが、高齢出産を望まれる方や、排卵・卵管障害のある方、重度の子宮内膜症、男性不妊などのかたにとっては、第一選択になる治療法です。

いずれにしても検査や治療には多大な時間と費用、そして特に女性には精神的な負担がかかります。


妊活中はストレスも抱えやすくなり、その自律神経の影響から血流も悪くなり、更なる冷えを招き妊娠しづらくなる・・という悪循環に陥りやすくなります。

「黄土よもぎ蒸し」は、子宮の粘膜から漢方薬草の有効成分を吸収し、下腹部を温め、老廃物を排出し、子宮・卵巣の血液循環を良くします。その結果、卵胞の成長や内膜の厚みが増すなどの効果が促進されます。温かくてふわっとした心地いい子宮で赤ちゃんが過ごせるようになると想像してみてください。

また、リラックス効果や、ストレス解消、深く眠れるなどの効果も得られるため、漢方の有効成分の吸収だけでなく、自律神経を整える作用もあります。


体質から改善していきたい方には「整体」がおすすめです。

生命活動の根源であり新しい命を受け渡す「腎」の氣を充実させて熱を生み出したり、氣や血の巡りと関係が深い「肝」を伸びやかに働かせたり、氣や血を生み出す働きの「脾」を活性化させるなど、推拿をベースにしたアプローチを行います。
さらに呼吸をコントロールしながら自律神経のバランスを整えて、下腹部や骨盤内を温めて冷えをとり、子宮・卵巣の血流を良くすることでホルモンランスを改善して妊娠しやすい体質に導いていきます。

また、器質的にも機能的にも問題が見当たらない方には、メンタルの問題が隠れていることもあります。過度のストレスや、過去のトラウマなどに原因がある可能性もあり、そういった場合には「NESセラピー」をぜひ体験してみてください。