子宮筋腫とは
子宮の筋肉から発生する良性腫瘍のことを指します。
婦人科系疾患では最も多い症状の一つで成人女性の5人に1人は、子宮筋腫があるとも言われています。筋腫の大きさは顕微鏡で分かるほどの小さなものから、10センチ以上ある大きなものまで個人差があり様々ですが、
良性腫瘍のため命に関わる心配はありません。
子宮筋腫がなぜできるのか原因はあきらかになっていませんが、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)の影響で大きくなると言われています。子宮筋腫の発症数が最も多いのは、エストロゲン分泌が最も活発な35~50歳にかけてで、体が成熟しきっていない10代や、閉経以降の年代では少なくなっています。また妊娠中にもエストロゲン分泌が多くなるため筋腫が大きくなりやすい傾向があります。
筋腫のできる位置によって自覚症状がなかったりはげしい症状がでたりと
個人差があり不妊の原因となることもあります。