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子宮筋腫とは子宮の筋肉から発生する良性腫瘍のことを指します。

婦人科系疾患では最も多い症状の一つで成人女性の5人に1人は、子宮筋腫があるとも言われています。筋腫の大きさは顕微鏡で分かるほどの小さなものから、10センチ以上ある大きなものまで個人差があり様々ですが、良性腫瘍のため命に関わる心配はありません。


子宮筋腫がなぜできるのか原因はあきらかになっていませんが、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)の影響で大きくなると言われています。子宮筋腫の発症数が最も多いのは、エストロゲン分泌が最も活発な35~50歳にかけてで、体が成熟しきっていない10代や、閉経以降の年代では少なくなっています。また妊娠中にもエストロゲン分泌が多くなるため筋腫が大きくなりやすい傾向があります。

筋腫のできる位置によって自覚症状がなかったりはげしい症状がでたりと個人差があり不妊の原因となることもあります。



子宮筋腫自体は自覚症状が少ない病気です。

問題となるのは二次的に引き起こされる症状が健康を害する場合です。

子宮筋腫の症状として代表的なのは過多月経です。経血量が多くなる理由は、大きくなった筋腫によって子宮の収縮がうまくいかなくなったり、子宮内膜の面積が広がったため、はがれ落ちる内膜の量が多くなるためと考えられます。過多月経が続くと慢性的な貧血に陥り、めまいや立ちくらみ、疲れやすいなどの症状も併発します。


また筋腫が大きくなり周囲の組織を圧迫することでおこる症状もあります。血管を圧迫して、うっ血がおこるとおりものが増えたり、膀胱や直腸を圧迫することで、頻尿や排尿・排便痛などをおこし、神経や血液循環に影響を与えると腰痛や下肢のだるさの原因にもなります。

筋腫のできる場所や大きさによっては、不妊や流産の原因にもなり、筋腫による不妊率は一般的に25~30%ほどとも言われています。






子宮筋腫にお悩みの方には黄土よもぎ蒸しをまずはおすすめいたします。

定期的に黄土よもぎ蒸しで子宮を温めて漢方の有効成分を浸透させることにより、下腹部に溜まりやすい血行を促進します。

それに伴って内臓が活発に働きはじめ、子宮の老廃物を排出して子宮が温かく綺麗な状態になるにつれて、筋腫がだんだん小さくなるといわれています。

子宮筋腫の場合には病院の検査で結果がはっきり出ます。
実際に筋腫が小さくなったお客様のご報告を聞く度、その効果を実感しています。

もちろん、ただ子宮を温めればいいというだけではなく、同時に生活習慣・食生活も改善する必要があります。せっかく小さくなっても、今までと同じでは再発の可能性すら出てきます。

また日頃から甘いものをよく食べて、冷たい飲み物で体を冷やしていると、どんどん代謝が悪くなり、子宮の壁にそのたんぱく質が排出されず留まってしまいます。
月経時に排出される子宮内膜はたんぱく質ですが、生活習慣で留るたんぱく質が塊(筋腫)となるという説もあります。

まずは血液循環を常に正常に保つことが予防、筋腫の増大を遅らせることにつながるといわれています。

特に下半身を冷やさないように気をつけ、長く椅子などに座ることは避け、適度な運動をして体を動かす。タバコはやめ、睡眠を充分にとりストレスをためないようにすることも重要です。